整体って本当に効果があるんですか?
人間には「ホメオスターシス=自然治癒力」という機能があり、その種類は数千にも及びます。実は「薬」などもこのホメオスターシス機能を利用しています。例えばインフルエンザも「免疫機能」というホメオスターシスによって自分の免疫細胞と抗体でウイルスを死滅させています。タミフルなどの薬はこのホメオスターシスの援助に他なりません。
JHSCの「基礎医学整体」はこのホメオスターシスを最大限に研究し整体に応用する代替医療です。基礎医学を応用すれば皆さんの想像以上の多岐にわたる効果が期待できます。それがJHSCの一番の自慢「基礎医学整体」です。
ホメオスターシスを応用した症例は「総合応用治療学」「JHSC治験例集」をご参照ください。
JHSCを卒業すると、どんな整体師になれるのですか?
「iPS細胞(万能細胞)」の様にあなたが理想-目標とするような整体師に成長することが可能です。
その理由は、
(1)臨床に徹した幅広い基礎医学
基礎医学をしっかり身につけておけば、医療系、女性専科、スポーツ系、癒し系、心理系、美容系、老人医療系・・・と、学生個人の夢と目標に向かって自由に進むことができます。
(2)を支える多彩なテクニック
JHSC独自の整体テクニック、あるいはオステオパシーやカイロプラクティック、美容整体、カウンセリングなど、多彩な整体テクニックが(1)を具現化させてくれます。
具体的には「開業整体院紹介」を参照ください。
医療的な整体ばかりでマッサージ的な整体はしないのですか?
そんな事はありません。一般の整体サロンで施術している様な「癒し的整体=推拿」を指導・施術しています。
ただ整体院を長く続ければ続けるほど年月も経つので、リピーターになって頂いた患者さんも年を取り、何時かは病気になります。その兆候を整体師として見逃してほしくない、早期発見してほしい、だから勉強してほしい・・・それがJHSCの教育理念です。
癌は整体で治りますか?
この質問は意外に多いのですね。残念ですが整体では発癌したものを消滅させる事は非常に難しいと思います。しかしJHSCでは内臓整体でよく内臓を施術しますので、他の治療家よりもより発見しやすい立場にあると思います。従ってJHSCでは整体師レベルでの診察で出来るだけ早期発見出来るように勉強して頂いています。
24年10月に大阪の「国立循環器病研究センター」が、心臓が分泌する「心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)」が癌の転移を抑制する効果が非常に高い、と発表しました。実はJHSCの基礎医学整体では、この「心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)」の分泌を増進させる事が期待できるJHSC独自の整体法をすでに開発していますので、ひょっとしたらこの整体法で癌転移を少しでも抑制できる強い身体に体質改善させられるかもしれません。今後もこの分野でもっと研究していきたいと考えています。
婦人科に興味があるのですが整体ではどの様にするのですか?
ほとんどの女性の方はこの質問をされますね。当然全ての婦人科疾患に適応する事は不可能です。しかし意外に多くの婦人科疾患に対応できると思います。
一例を紹介しますと、不妊症の原因の一つに「卵管での卵子の目詰まり」がありますが、この目詰まりを改善させる効果のある内臓整体で、不妊で苦しんでこられた患者さんの妊娠に成功した例があります。
他にもたくさんありますので、メールや体験入学でご質問ください。
内臓整体で側弯症を治療すると聞きましたが、どの様にして治すのですか?(他の整体学校卒業生の質問)
例えば大腸は右下腹部の骨盤にある盲腸から始まり、腹部を「の」の字の様に時計回りに一周して左下腹部の骨盤まで至っています。この骨盤部分で慢性の便秘や大腸の炎症などにより骨盤と大腸が癒着すると、大腸が骨盤を中から引っぱる事が考えられ、骨盤が歪んで側弯症に発展する事がありうります。ですからこの大腸と骨盤の癒着を解消させる内臓整体を施術すると、大腸が骨盤を引っぱる事が無くなるので骨盤の歪み-側弯症が改善する事があります。
父がウイルス性の慢性肝炎ですが整体で治るでしょうか?
肝炎ウイルスを直接死滅させる「薬」は残念ですが未だ開発されていません。現在の肝炎の薬は人体の免疫機能(リンパ球・抗体)に働きかける間接的ものが大半です。そこでJHSCではこの免疫機能を助長させる整体手法を考案し肝臓の庇護機能を促進させる事で、慢性肝炎患者さんが免疫的に強い身体に体質改善できる様に対応しています。慢性肝炎が末期(肝硬変)まで進行すると難しいですが、初期から中期にかけてでは患者さん自らの自己治癒力の回復を図り肝炎の進行を遅らせる事が大きく期待できると思います。
中には肝炎である事を示すGPT値が80代から35未満の正常値に回復した例もあります。
整体師がなぜ心理療法もするのですか?
ケースによってはどうしても必要性があるからです。
おそらくどの様な医療家でも心理面のアプローチの必要性・重要性を感じているはずです。それだけ心理的ストレスが肩こり・腹痛・倦怠感・月経痛(不順)・・・など多彩な症状の要因になっていると思います。通常の患者さんがいきなり最初から「心理療法をしてほしい」と依頼される事はさすがに少ないですが、心理的原因が強いケースでは整体治療の途中から心理療法を少し取り入れたり、あるいは全面的な心理療法の過程に進む事も少なくありません。
患者さんがあたかも「新生児」の様に再出発されていく心理療法の過程は、整体師としても最高に嬉しい瞬間でもあります。ぜひ皆さんも勉強してください。
JHSCではイボ痔や歯痛・アカギレなど、チョッと変わった症状も治療していますが、なぜですか? ちなみにどの様にして整体治療するのですか?
色々な病院・その他の医療機関を受診してもなかなか改善しない愁訴があるからだと思います。
耳鼻咽喉科に行って「便秘を治してください!」と依頼する患者さんはまずいないでしょう。しかしJHSC系の整体院
ではこの様な事は日常茶飯事です。特に整体院を長く経営し地域の人々から信頼が高まるにつれ、時には突拍子もない愁訴について治療相談を受けます。ですから昔から「整体は三塁ベース」と言われてきました。
治療の一例を紹介すると上記のイボ痔の患者さんは胸椎-肋骨のカイロプラクティック-アジャストで完治しました。
イボ痔の原因の一つとして次の事が考えられています。それは直腸に分布している上直腸静脈は下腹部から肝臓に向かって上行していますが(上直腸静脈→下腸間膜静脈→門脈→肝臓)、その血管が上行途中で圧迫されると上直腸静脈がうっ血し腫れてきます。その腫れがイボ痔となります。今回のイボ痔のケースではその患者さんの右肋骨の下縁が猫背により右脇腹付近でこの静脈を圧迫していたと推定されます。ですから上記の様に胸椎-肋骨のカイロプラクティック-アジャストで右肋骨下縁の圧迫を解消させるとイボ痔も解消したと考えられます。
その他は「JHSC治験例集」を参照してください。
家内が首の椎間板ヘルニアで肩から手が痺れています。どうすればいいですか?(他の整体学校卒業生の質問)
お教えしますのでJHSCが独自に開発した椎間板ヘルニア専用の整体手技を奥様にお試しください。全く安全かつ効率的ですから安心して施術できます。
元々ヘルニアは数カ月で自然治癒しやすい疾患と考えられていますが、この整体手技を施術すると痛みや痺れが大幅に改善され、治癒も早くなります。
整体のポイントは圧迫され突出して神経を刺激している椎間板や髄核のある部分を減圧させる手法にあります。それにより突出していた椎間板や髄核を元に引っ込める効果が期待できます。
この整体手法は簡単ですからぜひお試しください。
アトピー(アレルギー)や関節リウマチ(自己免疫疾患)がなぜ整体で治るのですか?(鍼灸師、他の整体学校卒業生の質問)
アレルギーや自己免疫疾患の体質を改善させる整体手法を開発したからです。
アレルギーや自己免疫疾患はリンパ球-抗体などの免疫系機能が全く無害であるはずの花粉や自己組織に対して免疫反応を起こす過剰反応です。リンパ節などのいわゆる免疫組織はこの過剰反応の起こり易い部位ですが、JHSCではこのいくつかある免疫組織の中から「バイエル板」と呼ばれているリンパ節の集合部分(小腸にあります)に25年以上前から着目し、その部位での過剰な免疫応答を緩和させるテクニックを考案してきました。
その結果アトピー、花粉症、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)の様なアレルギー・自己免疫疾患の患者さんの体質改善に寄与してきました。このアレルギー・自己免疫分野はJHSCでも最も得意とする分野です。ぜひ勉強してください。
JHSCの美容整体ってどんな事をするのですか?(鍼灸師、他の整体学校卒業生の質問)
JHSCの美容整体=アンチエイジングは一般的な化粧品・クリームの類を塗布してのマッサージや、サプリメント等を服用させたりするアンチエイジングではありません。あくまで基礎医学を整体に応用し「皮膚の体質改善」を促すアンチエイジング法です。
例えば「ホルモン媒介性のニキビ」は、男性ホルモンの過剰体質が「アクネ菌」を活性化させてニキビが発症しますが、JHSCの美容整体ではその過剰体質を改善させる為に男性ホルモンの解毒を促進させる整体手法を考案し、ニキビ治療に役立てています。
又「しわ・たるみ」のアンチエイジングでは「コラーゲン等を身体の外から入れる」様な一般的な手法ではなく、「コラーゲンを合成・分泌する線維芽細胞を活性化して身体の中からコラーゲンを増やす」特殊な皮膚整体法を考案・開発しました。その効果は結構長続きします。
美容整体は本課2年課程での受講カリキュラムでなく、セミナーで受講できます。
知り合いが五十肩で原因不明と言われました。内臓整体で五十肩(肩こり)がとれるのはなぜですか?
そもそも五十肩は医学的には原因不明の肩関節の炎症と定義されているので、病院でその様に言われるのは普通です。ただJHSCの見解では多くの五十肩は肝臓や胆嚢・膵臓など、内臓の異常による「内臓-体性反射」または「関連痛」と考えています。医学界でも肝臓の異常が右肩の痛みを、膵臓の異常が左肩の痛みを起こす事が知られていて、それを「アイゼルスベルク現象」と呼んでいます。
内臓-体性反射とは内臓の異常が神経的に筋肉に反応していき、肩や腰の筋肉を緊張させたりする機序です。JHSCでは内臓整体で当該内臓の自動力を改善させ神経的緊張を緩和させる事で上記の内臓-体性反射が減退し、五十肩や肩こり・腰痛が改善すると考えています。
医学的診察とはどのような事をするのですか? それは整体師にとって違法ではないのですか?
まず違法な診察法は指導しません。例えばX線、眼底検査、血液検査などは違法です。
JHSCで指導・練習する医学的診察法は内科的な聴診・打診・触診・脈診や整形外科的検査法・神経学的検査法・徒手筋力検査法、及び東洋医学的な診察法、心理学的分析法などです。これらの診察行為は違法ではありません。
その詳細な手法の解説は紙数の関係から差し控えますが、それらをマスターすると相当な診察力が身に付きます。
注意点は、その様にして診察出来た結果を患者さんに告知する「診断行為」は違法なことです。あくまで心の中での診察-診断に役立てて整体治療の指針にしたり、場合によっては危険な患者さんの発見に当たっての専門医への紹介など、危機管理に活用して頂く為に医学的診察法を勉強します。
印象に残るエピソードはありますか?
広島で原爆に被爆した末期の肝臓癌患者さん(66才、女性-Aさん)が、学生からの紹介で来院されました。主訴は癌そのものの治療でなく「肝臓癌によりお腹に溜まった腹水を少なくして呼吸困難を少しでも楽にしてほしい」でした。
お話を聞くと当時18才の女学生だったAさんは20名ほどの同級生と一緒に広島で被爆したそうですが、Aさんを除く全員が数年以内に白血病などの腫瘍性疾患で亡くなられたそうです。Aさんはその後運よく56才まで発癌する事なく元気で暮らしてきたそうですが、しかしきっと「何時、自分が発癌するのか?」という恐怖との闘いの連続だったと想像します。
ところで整体治療は小腸・大腸から肝臓への血流を回復させる整体を中心に施術し、かなり腹水が改善され、呼吸が非常に楽になったそうです。事実妊娠しているように見える膨隆した腹部も半分くらいに小さくなり、腹水も改善したと思われます。しかし残念ながら数ヵ月後にはそれも悪化し、やがて入院されて一ヶ月後には帰らぬ人となりました。
ただその時私は、難しい症例を少しでも改善させた事にチョッとは優越感にひたっていたと思います。でもそれは大きな間違いだったのです。
その後告別式に参列させて頂きましたが、大変お綺麗でにこやかな笑顔で式台に寝ておられるAさん拝見して、感無量と同時に恥ずかしい思いでいっぱいになりました。おそらく同級生全員が順々に亡くなっていく時には深い悲しみと共に非常な恐怖感があったはずです。にもかかわらずその悲しみと恐怖感を克服し、人生を終える時に笑顔で亡くなられる様な強い人生への意志と優しさが感じられ、私の優越感などチリほどにも無い事を痛感したからです。
あの式台での笑顔が今も忘れられません。医療などというちっぽけなものでなく、人生そのものを教えられたような、お師匠さんの様な存在の患者さんでした。
整体って本当に効果があるんですか?
人間には「ホメオスターシス=自然治癒力」という機能があり、その種類は数千にも及びます。実は「薬」などもこのホメオスターシス機能を利用しています。例えばインフルエンザも「免疫機能」というホメオスターシスによって自分の免疫細胞と抗体でウイルスを死滅させています。タミフルなどの薬はこのホメオスターシスの援助に他なりません。
JHSCの「基礎医学整体」はこのホメオスターシスを最大限に研究し整体に応用する代替医療です。基礎医学を応用すれば皆さんの想像以上の多岐にわたる効果が期待できます。それがJHSCの一番の自慢「基礎医学整体」です。
ホメオスターシスを応用した症例は「総合応用治療学」「JHSC治験例集」をご参照ください。