大阪の総合整体学校【ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院】

学生によるインターン実習報告

学生T君のインターン実習からの報告

学生T君のインターン実習からの報告
患者Sさん(30代女性:会社員)
主訴
肩こりと頭痛
診察
主訴と他の問診所見・触診所見から「副鼻腔炎の可能性がある!」と担当講師の先生にアドバイスを受けたので、「副鼻腔炎」の診察をするとその可能性が高い事が分かりました。この副鼻腔炎について耳鼻科への受診を勧めると「以前に副鼻腔炎の治療を耳鼻科で受けていました。」と回答されました。先生の話では、おそらく副鼻腔炎が再発しているのかもしれない、との事でした。
主訴については喫煙歴などから「肩こり・頭痛」に肺経が関連していると推定しました。
治療
「肺」の内臓整体と、「肺経-経絡」の推拿治療を施術しました。
結果
最初に患者さんは「整体でなんで副鼻腔炎の事まで分かるの?!」と副鼻腔炎の指摘を受けた事に驚いておられました。
肩こりと頭痛も内臓整体で大幅に改善したので、他の揉むだけの整体との違いにビックリしていました。

学生O君のインターン実習からの報告

学生O君のインターン実習からの報告
患者Tさん(20代男性:大学生)
主訴
歩行中の足の裏の痛み
診察と治療
あまり診察をせずに適当に「足つぼ療法」みたいに施術していましたが、全く改善しませんでした。
担当の先生に診てもらいアドバイスを指摘してもらったところ、その先生は「腎経の反応が足裏に出ているのでは・・・」と言ってくれました。
そこで腎臓の内臓整体を試しに施術しました。
結果
歩行しても足裏に痛みが出なかったので、その患者さんはビックリして何度も廊下を歩いて試していました。
経絡の反応と内臓整体の関係がハッキリと分かる症例で、かなり勉強になりました。

学生Sさんのインターン実習からの報告

学生Sさんのインターン実習からの報告
患者Aさん(30代女性:会社員)
主訴
頭~肩~背中~腰の張りと痛み
診察
この患者さんは度々来院していて(今回で6回目)、いつも治療の効果は1~2週間ほど持つようです。しかし一般的なマッサージ的施術では気持ち良くないそうです。
他に内科的な異常や側弯症などの脊椎のサブラクセーションもありませんので、なぜこの様な症状になるのかあまり分からずに考えあぐねていると、担当の先生が「逆に姿勢が良すぎませんか?」と指摘して頂きました。
そこで心理的な点で問診すると「完璧主義で仕事にいつも追われていて、精神的緊張がぬけない」と患者Aさんは言っていました。背筋をピン!と張り詰めているからこの主訴が生じるのかもしれない、この神経緊張が主訴の主因かも・・・と思いました。
治療
頭蓋仙骨療法と全身の推拿
結果
頭蓋仙骨療法の後で「フワ~っと」全身の力が抜けていくのが感じられたそうです。その後での推拿は非常に気持ち良かったそうです。
同じテクニックでも施術の順番などで全然効果が異なる事にビックリしました。大いに役立つ経験でした。
ただ、根本的には「心理療法」なども必要なのかもしれません。

学生Kさんのインターン実習からの報告

学生Kさんのインターン実習からの報告
患者Kさん(60代男性:自営業)
主訴
腰痛(腰の前屈姿勢から
起き上がる時に腰痛が増悪する)
診察
腰の前屈姿勢から起き上がる時に腰痛が増悪する点と、トーマステスト(大腰筋の検査法)で陽性反応が出たので、大腰筋(腰椎の前面から股関節付近に付着している筋肉)の緊張が腰痛の原因と推定しました。
治療
大腰筋の整体を施術しようとした時に、担当の先生が患者Kさんの高血圧症について指摘され、その件でさらに診察を進めるように指導されました。
すると患者Kさんは「腹部大動脈瘤」の手術歴がある事が分かりました。
大腰筋と腹部大動脈は非常に近接しているので、施術に際しては細心の注意が必要な事も指導されたので、非常にソフトな大腰筋のテクニックで施術しました。
結果
腰痛は8割方改善したので、大腰筋の緊張が腰痛の主因と思いますが、この腰痛について腹部大動脈瘤の影響も少なからずあるかもしれないと思いました。
ただ、原因が分かったからといって、何も考えずに施術してしまうと危険な事も今回の症例で身をもって体験できました。
勉強では習っていても、本当に目の前にこの様な病気をした方が来院するとはすぐには思わなかったので。もし何も知らずに施術して大動脈瘤を万が一傷つけていたら、と想像するだけで・・・今回の事は学院長がいつも言っている「危機管理」について本当に勉強になりました。

学生F君のインターン実習からの報告

学生F君のインターン実習からの報告
患者Nさん(60代男性:無職)
主訴
右肩の五十肩
診察
ずっと接骨院で電気治療とマッサージを受けていたそうです。しかしほとんど改善せず疼くような痛みが棘状筋を中心にあり、腕も90°以上挙がりませんでした。
JHSCでは、多くの五十肩は内臓が関連していることが多い、と教えられていたので主訴と内臓の関係を診察しました。すると大腸との関連が推定できました。
これは棘状筋には「大腸経」の経絡が通っている事と、触診で大腸部分に顕著な緊張と癒着があったからです。
治療
「大腸」の内臓整体
結果
右腕を挙げるように言うと、「スッ」と簡単に痛みもなく挙がりました。
患者さんも吃驚していましたが、私も五十肩のケースは初めての経験なので本当に吃驚しました。五十肩は内臓との関連が多い事は本当だったのだ、と改めて勉強になりました。
担当の先生は、他の所見から肝臓疾患の可能性もあるかも・・・と指摘されたので、一応この手の患者さんには注意するように指導されました。

学生Nさんのインターン実習からの報告

学生Nさんのインターン実習からの報告
患者Nさん(30代女性:会社員)
主訴
左肩甲骨の内側の痛み
診察
主訴と「げっぷ」や「胃部の圧痛」などの問診所見・触診所見から「胃の疲労」が原因していると考えました。
ひょっとすると胃炎や胃潰瘍などの可能性もありますが、今のところそこまでの診察までは至っていません。
「胃の疲労」と考えた理由は、胃の異常が頚部にある斜角筋の緊張を生じさせる事があり、それが神経を刺激して肩甲骨付近に痛みを起こさせると講義で聞いていたからです。
治療
「胃」の内臓整体と、「肩甲骨付近の筋肉」への推拿治療を施術しました。
結果
症状は大幅に改善しましたが、患者Nさんはこれで4回目の来院なので、次に来院される時は「胃の疲労が続く原因」について診察していく事も大切かと思います。

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